表の読み方
上の行が気温、左の列が湿度、交わるところがその条件での暑さ指数の推定値です。色は日本生気象学会の指針の区分で、表の下に対応を書いてあります。
掲示する前に知っておくべきことが三つあります。
- 前提が固定されています。風速1m/s、雲量20%、太陽が高い位置。風が強い日や薄曇りの日は変わります。
- 屋外用と日陰用は別の表です。式そのものが違うため、片方をもう片方の代わりに使うことはできません。
- 推定値です。実測値ではありません。
28℃と31℃の線
職場では、この二つの数値が制度上の意味を持ちます。
労働安全衛生規則612条の2により、暑さ指数28℃以上または気温31℃以上の場所で、連続1時間以上または 1日4時間を超えて行われることが見込まれる作業には、事業者に措置義務があります。表の「厳重警戒」以上がその範囲です。
義務の内容そのものは三つで、いずれも数値ではなく体制と手順です。詳しくは 職場の熱中症対策義務化と WBGT 基準値。
早見表が向いている場面
紙の表が電話より役に立つ場面は限られていて、しかしその場面ではよく役に立ちます。
- 現場の詰所や休憩所。全員が同じ数値を見られること自体に意味があります。
- 保育園や学校の掲示。その日の数値と外遊びの可否を一枚にする形は 掲示ボードのほうが向いています。
- 朝礼で使う。今日どのあたりまで上がるかを、全員で同じ表の上で確認できます。
一方で、表は前提を固定した値です。その場の風速や日射を入れて計算するなら 暑さ指数の計算ツールを使ってください。